花粉数と症状の関係
花粉症の症状は飛散量に比例する
花粉症は年によって症状が重かったり、軽かったりします。「今年は花粉症が辛くて困っちゃうよ」とか「今年はくしゃみも出ないし、鼻水もでないから楽だなぁ」など年度によって症状に差があります。
これは花粉の飛散量に関係があります。当然、花粉の飛散量が多い年は症状は重くなりますし、飛散量が少ない年は症状も軽くなります。
花粉数と症状の関係
花粉の飛散量を測定するには、スライドガラスを野外に24時間放置し、ガラス表面に付着した1cuあたりの花粉の数を用います。
花粉数 |
症状 |
| 20個以上 | 患者さんの約半数が鼻のムズムズ感を自覚する |
| 200個以上 | 鼻水が絶えず垂れる、鼻づまり、鼻づまりが原因で不眠が続く、目のかゆみ、流涙、充血、目の周りが赤く腫れる |
| 500個以上 | 鼻、目、のど、のみならず、咳(せき)、さらに悪化すると気管に及ぶ咳(せき)、薬がまったく効かなくなる、新たな花粉症患者が増える |
花粉症の症状がつらくなるのは200個以上と言われています。
最近では2005年の春に花粉が多く飛散したと言われています。この年は、花粉症に悩む多くの人が苦労した年でした。花粉グッズは飛ぶように売れ、街ではマスク姿の人が溢れかえっていたのです。
この2005年は、500個以上飛散した日が30日間続いた年でした。
ちなみにその前年の2004年と前々年の2003年は一日平均50個以下であり、半数近くの患者さんは症状が出ない年でした。
04年と03年は飛散量が少なかったので、「症状が出ない!」と喜んだ患者さんは多かったかもしれません。しかし、その翌年の2005年にまたぶり返し、つらい思いをされたことでしょう。
治ったと思ってもそれは飛散量が少なかっただけで、結局、症状は飛散量に比例するのです。




